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【市況】個別銘柄戦略:好業績銘柄や値動きの軽い中小型株狙いか

東芝 <日足> 「株探」多機能チャートより

シカゴ先物にサヤ寄せする格好で売りが先行しやすいほか、円高が重しになりそうだ。また、トランプ大統領の経済政策の具体的な内容を見極めたいほか、東芝<6502>は東証2部降格の可能性が高まり、インデックスに絡んだヘッジ売り等が警戒されている。

こう着感の強い相場展開のなか、好業績銘柄や値動きの軽い中小型株での短期的な値幅取り狙いが中心になりやすいだろう。また、テーマ性のあるところでは、軽自動車各社が安全装備を充実させると報じられている。ブレーキシステム等を手掛ける企業には関心が向かいやすい。

その他、米国道路建設者協会は、ニューヨークの観光名所であるブルックリン橋など、全米にある橋の約9%に相当する5万5710の橋に構造上の欠陥があるとの報告書を公表したと報じられている。当局は橋の修復費用を7000億ドル以上と見積もっており、インフラ補修関連などへの思惑が高まりそうだ。

個別ではトレンド<4704>、TDK<6762>、新日鉄住金<5401>、日本セラミック<6929>、ニチイ学館<9792>辺りに注目。

《SK》

 提供:フィスコ

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