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【通貨】NY為替:米長期金利の低下を嫌ってドル反落

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円85銭から113円09銭まで反落し、113円24銭で引けた。この日発表された1月米住宅着工件数は市場予想を上回った。また、2月フィラデルフィア連銀景況指数は前月の23.6から43.3に急上昇。市場予想の18.0程度を大幅に上回った。失業保険申請件数は予想を下回っており、一時ドル買いが強まった。しかし、米債券利回りの低下を意識して利食い目的とみられるドル売りが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.0633ドルから1.0679ドルまで上昇し、1.0674ドルで引けた。欧米金利差の拡大観測が後退した。ユーロ・円は、121円14銭から120円69銭まで下落した。ポンド・ドルは、1.2519ドルから1.2460ドルまで下落した。ドル・スイスは、1.0013フランから0.9967フランまで下落。ユーロ高・ドル安に連れる展開となった。

《MK》

 提供:フィスコ

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