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【材料】ハイパー?2016年12月期決算、中期経営計画を発表

ハイパー <日足> 「株探」多機能チャートより

ハイパー<3054>は14日、2016年12月期決算を発表した。売上高は前期比2.9%増の192.49億円、営業利益は同47.5%減の1.92億円、経常利益は同47.3%減の1.90億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同54.0%減の1.04億円だった。同社は1月31日に2016年12月期業績予想の上方修正を行っており、ほぼその通りの着地となった。

情報機器販売事業は競争の激化による利益率の低下もあり、セグメント利益が前期比62.9%減の1.22億円と大幅な減益となった。一方、アスクルエージェント事業のセグメント利益は前期比2.4倍の0.91億円と大幅な増益となった。

2017年12月期業績の会社予想は、売上高が前期比13.2%増の218.00億円、営業利益は同3.7%増の2.00億円、経常利益は同2.5%増の1.95億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同9.4%増の1.14億円を見込む。情報機器販売事業ではパソコン販売の緩やかな回復が見込まれる。アスクルエージェント事業は営業エリア拡大により業績拡大を目指す方針である。

同社は同日、最終年度2019年12月期の売上高を270億円(2016年12月期比1.4倍)、営業利益を6.2億円(同3.2倍)とする中期経営計画を発表した。営業拠点の全国展開による基盤強化や取扱商品・サービスの拡大による事業展開により、計画を達成する方針だ。

《TN》

 提供:フィスコ

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