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【材料】シーシーエス…主力の国内MV事業が業績を牽引


シーシーエス<6669>はマシンビジョン(MV)事業を主力とする。MVとは人の目の代わりに画像を認識し、位置決めや種別判別、計測、検査を行うシステムのこと。製造業では電子部品や半導体、自動車、食品や医薬品などの検査工程で、デジタルカメラやスマートカメラ、画像処理ソフトで構成されるシステムが製品検査を行う。

同社が10日発表した2016年12月期連結決算(決算期変更にともなう5ヶ月決算)は、売上高が31.03億円、営業利益が2.58億円、経常利益が2.36億円、親会社株主に帰属する当期純利益が1.50億円となった。これは昨年9月8日に発表した期初業績予想(売上高30.00億円、営業利益1.70億円、経常利益1.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益1.00億円)を上回るものであった。これは主力のMV事業が国内で電子、電気、半導体の各業界向けに好調であったことに加え、販管費を中心とする経費削減策が奏功したため。

2017年12月期業績の会社予想は、売上高が81.00億円、営業利益が9.30億円、経常利益が9.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益6.20億円を見込む。

《TN》

 提供:フィスコ

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