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【材料】メディネットが後場カイ気配、高感度抗体検査法に関する特許が中国などで成立

メディネット <日足> 「株探」多機能チャートより
 メディネット<2370>が後場カイ気配スタートとなっている。この日正午ごろ、岡山大学大学院自然科学研究科(二見淳一郎准教授)などと開発した、抗がん抗原抗体の高感度検査法に関する特許が、中国、シンガポール、台湾で成立したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

 同特許は、がん治療がよく効いた症例では、体内のがん細胞が崩壊し、がん抗原が血中に放出されることで、血液中にさまざまな抗がん抗原抗体が増加する現象に着目した新しい検査法。従来の検査法では多くの抗がん抗原抗体を一度に検出するのが難しいとされてきたが、独自開発したタンパク可溶化技術を活用することで、血中の抗体を高感度に検出することが可能となり、がんのあらゆる治療方法の評価指標となり得るとしている。なお、同件による17年9月期業績への影響は軽微としている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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