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【材料】UTグループが反落、17年3月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感強まる

UT <日足> 「株探」多機能チャートより
 UTグループ<2146>が反落している。9日の取引終了後、17年3月期の連結業績予想について、売上高を478億4000万円から550億円(前期比24.9%増)へ、営業利益を25億3000万円から31億円(同25.9%増)へ、純利益を16億2000万円から19億円(同26.9%増)へ上方修正したが、株価は前日に昨年来高値を更新するなど直近で上昇局面にあっただけに、目先の材料出尽くし感から利益確定売りが出ているようだ。

 製造派遣事業やエンジニア派遣事業で、継続的な人手不足を背景に人材需要が旺盛であることに加えて、顧客の大型案件に伴う大規模な受注が前倒しでスタートしたことなどが寄与する。また、利益率の高い設計や開発分野向けの技術者派遣が増加したことも利益を押し上げるとしている。

 なお、第3四半期累計(16年4~12月)決算は、売上高415億2800万円(前年同期比28.6%増)、営業利益24億9700万円(同45.7%増)、純利益15億6100万円(同42.7%増)だった。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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