【材料】国内大手証券、都市ガスセクターについて「ガス小売り全面自由化、引き続き恐るるに足らず」と指摘
東ガス <日足> 「株探」多機能チャートより
ただ、同証券では、スライド差損益の影響による通期見通しの下方修正が想定されたなかで、大阪ガスによる利益計画の上方修正は要因がテクニカルであるが、ややポジティブな印象があると評価。東京ガスも、スライド差損益の影響を除けば会社利益計画は上方修正されたという。また同証券では、3社合計の連結経常利益を17年3月期が前年度比54%減の1780億円(従来予想1880億円)、18年3月期が同6%増の1880億円(従来予想据え置き)と予想しており、17年4月からのガス小売全面自由化が短期的には影響が軽微と指摘。初年度の切り替え件数は5%未満にとどまるとみている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)