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【材料】古河電工が4日続伸、情報通信ソリューション好調で17年3月期業績予想を上方修正

古河電 <日足> 「株探」多機能チャートより
 古河電気工業<5801>が4日続伸し、連日の昨年来高値更新となっている。前週末3日の取引終了後、17年3月期の連結業績予想について、売上高を8200億円から8250億円(前期比5.7%減)へ、営業利益を290億円から320億円(同18.0%増)へ、純利益を125億円から160億円(同59.9%増)へ上方修正したことが好感されている。

 北米を中心とした光ファイバー需要の増加などを背景に、インフラセグメントの情報通信ソリューション事業が好調に推移していることが要因という。また、昨年10月1日付でビスキャスから地中および海底送電線事業を譲り受けたことに伴い、負ののれん発生益52億5100万円を特別利益として計上したことも最終利益の押し上げに寄与したとしている。

 同時に発表した第3四半期累計(16年4~12月)決算は、売上高6049億3700万円(前年同期比6.2%減)、営業利益237億5600万円(同40.6%増)、純利益188億9200万円(同3.1倍)だった。情報通信ソリューション事業の好調に加え、銅箔事業の回復なども貢献した。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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