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【市況】30日の株式相場見通し=手掛かり材料不足のなか方向感に乏しい推移

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 30日の東京式市場は、手掛かり材料不足のなかで、4~12月期決算発表の個別企業の業績内容を吟味しながらも、方向感に乏しい推移となりそうだ。30日早朝の東京外国為替市場では1ドル=114円70銭台での推移となっている。

 27日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比7.13ドル安の2万93.78ドルと4日ぶりに小幅反落した。朝方発表された16年10~12月期の実質国内総生産(GDP)速報値が市場予想を下回ったことに加え、週末に伴う利益確定売りも出て、全般にやや軟調な推移となった。ナスダック総合株価指数は、前日比5.606ポイン高の5660.782と小幅反発し、過去最高値を更新した。

 日程面では、日銀金融政策決定会合(30~31日)、12月の商業動態調査、 海外では、米12月の個人所得・支出に注目が集まる。(冨田康夫)

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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