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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 安永、日電産、BPカストロ (24日大引け後 発表分)

安永 <日足> 「株探」多機能チャートより

【お知らせ】 本日から17年3月期第3四半期の決算発表が本格化します。

※決算発表の集中期間(1月25日~2月14日)は、『決算特報』を毎日3本配信します。
 1.本日の【サプライズ決算】 速報  <16時>に配信
 2.本日の【サプライズ決算】 続報  <18時>に配信
 3.本日の【イチオシ決算】      <21時>に配信
ご注目ください。なお、配信時間は多少前後します。


 24日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 安永 <7271>   ★今期経常を2倍上方修正
 ◆17年3月期の連結経常損益を従来予想の5億円の黒字→10億円の黒字(前期は1.5億円の赤字)に2.0倍上方修正。今期業績の上方修正は11月に続き、2回目。自動車エンジン部品や機械装置の機種構成良化などで採算が大きく改善することが寄与。円安進行で外貨建て借入金の為替評価損が減少することも上振れに貢献する。

 医学生物 <4557> [JQ]  ★4-12月期(3Q累計)経常は黒字浮上・通期計画を超過
 ◆17年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は1億4800万円の黒字(前年同期は2億円の赤字)に浮上して着地。国内で自己免疫疾患検査試薬やがん関連検査試薬の販売が伸びたことが寄与。販管費の減少に加え、持分法投資利益や為替差益が増加したことも黒字浮上に大きく貢献した。
  通期計画の2600万円を既に5.7倍も上回っており、通期業績の上振れが期待される。

 BPカストロ <5015>   ★前期経常を一転26%増益・最高益に上方修正、配当も25円増額
 ◆16年12月期の経常利益(非連結)を従来予想の24.8億円→31.9億円に28.5%上方修正。従来の2.3%減益予想から一転して25.6%増益を見込み、一気に6期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。自動車用オイルで高付加価値品の売上構成比率が上昇したうえ、原価低減も寄与し採算が大きく改善した。
  業績上振れに伴い、前期の年間配当を従来計画の66円→91円(前の期は69円)に大幅増額修正した。

 日本電産 <6594>   ★今期税引き前最高益予想を5%上乗せ、自社株買いを発表
 ◆17年3月期の連結税引き前利益を従来予想の1330億円→1400億円に5.3%上方修正。増益率が13.5%増→19.5%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。円安による収益押し上げ効果に加え、車載・産業用モーターの機種構成の良化や原価改善などが寄与する。なお、第4四半期の前提為替レートは1ドル=100円→110円、1ユーロ=110円→117円に見直した。
  同時に、1.69%を上限とする自社株買いを発表。株主還元の拡充を好感する買いも期待される。

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