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【市況】米国株見通し:米大統領就任式を前に取引手控えも

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

S&P500先物 2263.25(-3.25) (19:15現在)
ナスダック100先物 5048.00(-6.50) (19:15現在)

19:15時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小安く推移している。また、NYダウは25ドル安程度で推移。欧州は小幅ではあるが全般売り優勢の展開。

18日の米株式市場はまちまち。原油安に加えて、年末商戦での売上不振や投資判断を引き下げられた小売セクターが下げが嫌気された。堅調な12月消費者物価指数や鉱工業生産指数が好感されたものの、イエレンFRB議長の講演やオバマ大統領の最後の記者会見などを控えて小動きとなった。

決算シーズンとなるなか、昨日も予想を上回ったゴールドマンサックスの反応が限られるなど、トランプ次期米大統領の就任式を控えていることもあり、材料視され難い状況のようである。就任式も波乱含みとなることが見込まれるなか、トランプ政権に対する不透明感も手控え要因になりやすい。また、前日の発言からさらにサプライズはないだろうが、イエレンFRB議長の講演内容も見極めたいところか。

経済指標では住宅着工件数(12月)、住宅建設許可件数(12月)、フィラデルフィア連銀製造業景況指数(1月)、新規失業保険申請件数(先週)などが予定されている。住宅関連指標は前月を上回るとみられており、支援材料になりそうだ。

《KK》

 提供:フィスコ

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