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【材料】東宝は小安く推移、今2月期の好業績は織り込み済みと

東宝 <日足> 「株探」多機能チャートより
 東宝<9602>は小幅安で推移。同社は16日の取引終了後、17年2月期第3四半期(16年3~11月)の業績を発表。映画「君の名は。」や「シン・ゴジラ」のヒットが寄与し、純利益は前年同期に比べ35%増の281億6100万円と過去最高だった。今2月期の年間配当は45円(前期は30円)とすると発表。特別配当20円を実施し、年25円の従来予想から大幅な増配となる。

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券は16日、この決算発表に対して「ニュートラル」と指摘。17年2月通期の業績は増額修正含みとして、営業利益は会社予想470億円に対して504億円を予想しているが、「株価にはほぼ織り込み済み」と指摘。一方、「市場は来期収益に対して、今期好調の反動減を懸念し始めている」とし、株価動向を注視する必要があるとみている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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