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2017年01月12日05時20分

【注目】前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

ケンコーマヨ <日足> 「株探」多機能チャートより

■ケンコーマヨネーズ <2915>  3,190円 (-180円、-5.3%)

 東証1部の下落率3位。ケンコーマヨネーズ <2915> が反落。10日、同社が200万株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限30万株の第三者割当増資を実施すると発表したことが売り材料。新株発行が最大で発行済み株式数の約16.2%におよぶ規模とあって、株式価値の希薄化や株式の需給悪化が懸念された。発行価格は18日から24日までのいずれかの日に決定。最大で約70億円の調達資金については、西日本工場などの設備投資資金に充てる。

■スター精密 <7718>  1,562円 (-78円、-4.8%)

 東証1部の下落率9位。スター精密 <7718> が大幅反落。10日の取引終了後に発表した第3四半期累計(16年3-11月)連結決算が、売上高351億3400万円(前年同期比12.5%減)、営業利益26億5200万円(同36.5%減)、純利益21億6300万円(同20.6%減)と大幅減益となったことが嫌気された。CNC自動旋盤などの工作機械や、時計部品、自動車部品などの精密部品の販売が減少したことに加えて、円高の影響が大きく、減収減益を余儀なくされた。なお、17年2月期通期業績予想は、売上高444億円(前期比18.5%減)、営業利益33億円(同42.5%減)、純利益28億円(同24.7%減)の従来予想を据え置いている。

■エービーシー・マート <2670>  6,600円 (-310円、-4.5%)

 エービーシー・マート <2670> が大幅続落。10日の取引終了後に発表した第3四半期累計(16年3-11月)連結決算が、売上高1789億3300万円(前年同期比0.8%増)、営業利益320億4400万円(同2.3%減)、純利益221億5500万円(同9.3%増)と、上期の営業増益から一転して減益となったことが嫌気された。スニーカー需要は引き続き高いものの、国内消費で価格志向が強まったことや秋口の台風上陸や曜日並びが影響し、9-11月期の既存店売上高が前年同期比0.3%減と落ち込んだことが利益を圧迫した。なお、17年2月期通期業績予想は、売上高2405億円(前期比1.0%増)、営業利益420億6000万円(同1.3%増)、純利益278億8000万円(同6.7%増)の従来予想を据え置いている。

■サカタのタネ <1377>  3,220円 (-110円、-3.3%)

 サカタのタネ <1377> が反落。10日の取引終了後、17年5月期の連結業績予想について、売上高を561億円から594億円(前期比1.1%増)へ、営業利益を60億円から70億円(同4.3%減)へ、純利益を44億円から52億円(同0.3%減)へ上方修正したが、目先の材料出尽くし感から利益確定売りに押された。上方修正は、国内・海外ともに野菜種子の売り上げが大幅に増加していることや、欧州・アジアの花種子が好調であることなどが要因。また、想定為替レートを1ドル=100円から110円へ、1ユーロ=110円から115円へ変更したことも利益を押し上げるとしている。

■ハニーズ <2792>  1,155円 (-39円、-3.3%)

 ハニーズ <2792> が続落。10日の取引終了後、17年5月期の連結業績予想について、売上高を574億円から544億円(前期比6.6%減)へ、営業利益を37億5000万円から29億5000万円(同4.6%増)へ、純利益を17億円から10億5000万円(前期3億1700万円の赤字)へ下方修正したことが嫌気された。国内で8月、9月の度重なる台風の上陸で売り上げが伸びなかったことに加えて、中国では百貨店などの集客力が落ちたことで売上高が下振れる見通し。また、全店舗において店舗設備の充実を図るため販管費が増加することも利益を圧迫するとしている。同時に発表した第2四半期累計(16年6-11月)決算は、売上高269億6200万円(前年同期比7.6%減)、営業利益14億5300万円(同12.9%減)、純利益4億500万円(同15.4%増)だった。

■PCデポ <7618>  643円 (-20円、-3.0%)

 ピーシーデポコーポレーション <7618> が大幅反落。10日の取引終了後に発表した12月の月次報告で既存店売上高が前年同月比17.7%減となり、5ヵ月連続で前年実績を下回ったことが嫌気された。新規販売や新規サポートサービスにかかる人員の不足からスマートフォン販売が落ち込んだことに加えて、技術サービスや、商品数を絞り込んだサービス一体型商品も不調だった。

※11日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース

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