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【市況】東京株式(前引け)=売買代金低調ななか小幅マイナス圏で着地

日経平均 <1分足> 売買代金 「株探」多機能チャートより
 26日前引けの日経平均株価は前営業日比17円24銭安の1万9410円43銭と小幅続落。前場の東証1部の売買高概算は6億9090万株、売買代金概算は7525億9000万円。値上がり銘柄数は925、対して値下がり銘柄数は937、変わらずは143銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、様子見ムードのなかやや売り物に押される展開で、日経平均は小幅安で推移した。市場参加者不足のなかで下値を売り込む動きは見られなかったが、為替が1ドル=117円台前半で円高含みに推移するなか、主力株中心に上値の重い展開を強いられている。値上がり銘柄数と値下がり銘柄数はともに900前半で拮抗している状況。売買代金は大きく減少し前場で7000億円台にとどまった。

 個別では任天堂<7974>が売買代金トップで大幅高となったほか、ディー・エヌ・エー<2432>も堅調。ブイ・テクノロジー<7717>もしっかり。三桜工業<6584>が急伸、GMOペイメントゲートウェイ<3769>、TOWA<6315>も値を飛ばした。半面、トヨタ自動車<7203>が冴えず、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも軟調。ジャパンディスプレイ<6740>が大きく売られ、スカラ<4845>は値下がり率でトップに売り込まれた。太陽誘電<6976>、東洋ゴム工業<5105>なども安い。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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