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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):イトーキ、JX、東芝

東芝 <日足> 「株探」多機能チャートより
■イトーキ <7972>  799円  -43 円 (-5.1%)  本日終値  東証1部 下落率3位
 イトーキ<7972>が反落。19日の取引終了後、16年12月期の連結業績予想について、売上高を1100億円から1020億円(前期比4.2%減)へ、営業利益を45億円から24億7000万円(同42.6%減)へ、純利益を31億円から18億円(同60.3%減)へそれぞれ下方修正しており、これを嫌気した売りが出ている。オフィス関連事業で新商品の市場投入の遅れが響いたことに加えて、研究設備機器や店舗商業施設で大型設備投資意欲が減退したのを受けて、設備機器関連事業が前年を下回る見込みとなったことが響いたという。

■JXホールディングス <5020>  497.7円  -5.7 円 (-1.1%)  本日終値
 JXホールディングス<5020>と東燃ゼネラル石油<5012>がともに軟調な展開。公正取引委員会が19日の取引終了後、17年4月1日に予定している両社の経営統合について、問題解消措置を実施することを条件に統合を承認すると発表したが、目先の材料出尽くし感から売りが優勢となっているようだ。

■東芝 <6502>  458.2円  -4.9 円 (-1.1%)  本日終値
 19日、東証が東芝 <6502> の「特設注意市場銘柄」への指定を継続すると発表したことが売り材料視された。同社は有価証券報告書への虚偽記載により15年9月15日に特設注意銘柄に指定された。その後も会計処理などに関する問題が確認されるなど、コンプライアンスの徹底や関係会社の管理などにおいて更なる取り組みを必要とする状況が続いていた。今回の措置で直ちに上場廃止になる可能性は低いものの、内部管理体制の問題による特設注意市場銘柄の指定の長期化を懸念する売りが向かった。

■ミツミ電機 <6767>  698円  -5 円 (-0.7%)  本日終値
 17年1月のミツミ電機<6767>とミネベア<6479>の経営統合により、日経平均銘柄に1銘柄の空きが生じる見込みだ。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では19日、これに伴う日経平均銘柄の臨時入れ替えによる新規採用の第1候補柄銘柄としてジャパンディスプレイ<6740>を挙げた。第2候補としては、大塚ホールディングス<4578>、村田製作所<6981>、セイコーエプソン<6724>の3銘柄を挙げている。新規採用銘柄へのリバランスに伴う売買は1月23日終値で発生する見込み。JDIが採用された場合の入れ替えインパクトは約1日分と大きくないが、第2候補の3銘柄の同インパクトはいずれも20日前後と高水準になると試算している。日本経済新聞からは17年の年初にも日経平均採用銘柄の臨時入れ替えの発表がありそうとの見方が市場には出ている。

■トヨタ自動車 <7203>  7,131円  -13 円 (-0.2%)  本日終値
 トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>、マツダ<7261>といった自動車株が安い。20日の東京為替市場では午前9時時点で1ドル=117円00銭前後と前日午後5時時点に比べ30銭前後の円高。前日のニューヨーク市場では「ロシアの駐トルコ大使が銃撃され死亡した」との報道が伝わり、リスク回避姿勢の高まりから一時、116円55銭までドル安・円高が進む場面があった。足もとの為替は円高基調となっていることから、輸出関連の自動車セクターには売りが先行している。

■日華化学 <4463>  1,040円  +150 円 (+16.9%) ストップ高   本日終値
 19日、東証が日華化学 <4463> [東証2]を26日付で市場1部に指定替えすると発表したことが買い材料。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。

■神栄 <3004>  189円  +25 円 (+15.2%)  本日終値  東証1部 上昇率トップ
 神栄<3004>が後場急動意。午後2時ごろ17年3月期の連結業績見通しについて、営業利益を6億5000万円から10億5000万円(前期比2.4倍)へ、純利益を2億5000万円から4億円(前期2億9900万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。売上高は460億円(前期比8.4%増)で据え置いたが、電子関連における中国向け空気清浄機用途のホコリセンサや、食品関連における冷凍食品分野が引き続き順調に推移すると見込まれることが要因としている。

■高田工業所 <1966>  607円  +67 円 (+12.4%) 一時ストップ高   本日終値
 高田工業所<1966>が一時ストップ高。この日、三菱日立パワーシステムズ(横浜市西区、MHPS)と、モーターなど回転機器の電流情報量診断システムを共同開発することで覚書を締結したと発表しており、業績への寄与を期待した買いが入っている。今回、覚書を締結した共同開発は、高田工業所が製品化している電流信号から機器の回転状態が診断できる計測装置の技術と、MHPSが火力発電設備の運転制御・保守サービスを通じて培った診断ノウハウを組み合わせることで、さらに回転機器の予兆診断システム・サービスを高度化していくのが狙い。将来的には、予兆診断だけではなく、性能診断など多様なコンサルティングサービスや、保守コスト削減サービス、計画停止短縮や定期点検延長による稼働率向上サービスなどで、火力発電所の効率的運用を提案する方針のようだ。

●ストップ高銘柄
 篠崎屋 <2926>  121円  +30 円 (+33.0%) ストップ高   本日終値
 Sケアメッセ <2400>  3,385円  +504 円 (+17.5%) ストップ高   本日終値
 ヤーマン <6630>  5,420円  +700 円 (+14.8%) ストップ高   本日終値
 など、5銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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