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【材料】高田工業所がS高、MHPSと回転機器の電流情報量診断システムを共同開発へ

 高田工業所<1966>がストップ高の640円まで買われ、なおも買い物を残している。この日、三菱日立パワーシステムズ(横浜市西区、MHPS)と、モーターなど回転機器の電流情報量診断システムを共同開発することで覚書を締結したと発表しており、業績への寄与を期待した買いが入っている。

 今回、覚書を締結した共同開発は、高田工業所が製品化している電流信号から機器の回転状態が診断できる計測装置の技術と、MHPSが火力発電設備の運転制御・保守サービスを通じて培った診断ノウハウを組み合わせることで、さらに回転機器の予兆診断システム・サービスを高度化していくのが狙い。将来的には、予兆診断だけではなく、性能診断など多様なコンサルティングサービスや、保守コスト削減サービス、計画停止短縮や定期点検延長による稼働率向上サービスなどで、火力発電所の効率的運用を提案する方針のようだ。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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