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【材料】萩原工業---16.10期営業利益7.9%増、原材料の最適調達や固定費削減で収益性が改善

萩原工業 <日足> 「株探」多機能チャートより

萩原工業<7856>は12日、2016年10月期決算を発表。売上高が前期比0.2%減の224.85億円、営業利益が同7.9%増の25.48億円、経常利益が同5.5%増の25.23億円、当期純利益が同27.6%増の18.56億円だった。

セグメント別では、合成樹脂加工製品事業の売上高は前期比1.1%減の173.66億円、営業利益は同13.7%増の20.41億円。国内向け原糸販売や粘着テープ・カーペット基材等の生活関連資材、機能性・汎用シートを中心とする建築資材が堅調に推移。また、販売価格の維持と原材料の最適調達、固定費削減により収益性が改善した。機械製品事業の売上高は同2.9%増の51.19億円、営業利益は同10.3%減の5.06億円。海外向けで光学系特殊機および電池系特殊機、国内向けでは軟包装系検査巻直機、ラベル関係・剥離紙等紙分野の販売が順調だった。

17年10月期通期については、売上高が前期比2.3%増の230.00億円、営業利益が同2.0%増の26.00億円、経常利益が同3.0%増の26.00億円、当期純利益が同3.0%減の18.00億円を見込んでいる。

《TN》

 提供:フィスコ

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