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【市況】11時時点の日経平均は続落、安永がストップ高で5割強の上昇

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は18317.12円(前日比39.77円安)で推移している。28日の欧米市場はイタリア国民投票への警戒感などから軟調となり、為替相場も朝方に1ドル=111円台後半と円高で推移していた。日経平均はこうした流れを受けて93円安でスタートしたが、寄り付き後は下げ幅を縮小し、足元では18300円台で推移している。イベントを控え積極的な買いが手控えられる一方、連日で寄り付き後下げ渋る展開となっていることから売り方も手掛けづらいとの声がある。

個別では、ファーストリテ<9983>が2%安となり指数を下押ししているほか、スズキ<7269>、JR九州<9142>、野村<8604>、富士重<7270>などもさえない。また、アイロムG<2372>、平川ヒューテ<5821>、ティーライフ<3172>などが東証1部下落率上位となっている。一方、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、三井住友<8316>といったメガバンク株は小高い。ソフトバンクG<9984>が指数を下支えしているほか、パナソニック<6752>は3%超の上昇。また、安永<7271>がストップ高まで買われ5割強の値上がりとなっており、アジア投資<8518>、Hamee<3134>などとともに東証1部上昇率上位に顔を出している。

(株式アナリスト 小林大純)

《HK》

 提供:フィスコ

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