【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … 電通、アイフル、ＤＩＣ　(11月14日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の11月11日から14日の決算発表を経て15日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　Ｕ－ＮＥＸＴ <9418>
　16年12月期の連結経常損益を従来予想の13.2億円の黒字→4億円の赤字(前期は9.7億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

▲No.2　ＪＢＲ <2453>
　16年9月期の連結経常利益は前の期比57.3％増の8億7800万円に拡大したが、17年9月期は前期比3.2％減の8億5000万円に減る見通しとなった。

▲No.5　北越紀州紙 <3865>
　17年3月期の連結経常利益を従来予想の140億円→110億円(前期は105億円)に21.4％下方修正し、増益率が32.2％増→3.9％増に縮小する見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<9418> Ｕ－ＮＥＸＴ 　東１ 　 -15.46 　 11/14　　　3Q　　　　赤転
<2453> ＪＢＲ 　　　　東１ 　 -11.42 　 11/14　本決算　　　 -3.19
<6871> 日本マイクロ 　東１ 　 -10.02 　 11/14　本決算　　　 33.96
<3694> オプティム 　　東１　　 -9.19 　 11/14　　上期　　　 32.97
<3865> 北越紀州紙 　　東１　　 -7.49 　 11/14　　上期　　　 13.98

<7245> 大同メ 　　　　東１　　 -5.71 　 11/14　　上期　　　-30.62
<4301> アミューズ 　　東１　　 -5.24 　 11/14　　上期　　　-57.36
<1822> 大豊建 　　　　東１　　 -4.13 　 11/14　　上期　　　-14.31
<4203> 住友ベ 　　　　東１　　 -4.02 　 11/14　　上期　　　 49.13
<2874> ヨコレイ 　　　東１　　 -3.30 　 11/14　本決算　　　　6.70

<7839> ＳＨＯＥＩ 　　東１　　 -3.17 　 11/14　本決算　　　-25.40
<9435> 光通信 　　　　東１　　 -2.92 　 11/14　　上期　　　　1.53
<3445> ＲＳテクノ 　　東１　　 -2.91 　 11/14　　　3Q　　　-31.81
<1914> 日基技 　　　　東１　　 -2.90 　 11/14　　上期　　　　赤転
<5721> Ｓサイエンス 　東１　　 -2.78 　 11/14　　上期　　　　赤拡

<2384> ＳＢＳＨＤ 　　東１　　 -2.59 　 11/14　　　3Q　　　 38.67
<4189> ＫＨネオケム 　東１　　 -2.50 　 11/14　　　3Q　　　　　－
<4324> 電通 　　　　　東１　　 -1.69 　 11/14　　　3Q　　　　　－
<3204> トーア紡 　　　東１　　 -1.55 　 11/14　　　3Q　　　 30.86
<6247> 日阪製 　　　　東１　　 -1.48 　 11/14　　上期　　　-62.03

<6171> 土木管理 　　　東１　　 -1.15 　 11/14　　　3Q　　　 23.42
<4997> 日農薬 　　　　東１　　 -1.07 　 11/14　本決算　　　 -6.83
<8515> アイフル 　　　東１　　 -0.89 　 11/14　　上期　　　-39.42
<4047> 関電化 　　　　東１　　 -0.83 　 11/14　　上期　　　 -0.89
<7872> Ａエステール 　東１　　 -0.46 　 11/14　　上期　　　　赤転

<1879> 新日本建 　　　東１　　 -0.40 　 11/14　　上期　　　 45.07
<4631> ＤＩＣ 　　　　東１　　 -0.32 　 11/14　　　3Q　　　 17.40

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした15日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース