市場ニュース

戻る
 

【市況】東京株式(寄り付き)=米株急騰受けて買い優勢で始まる

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 8日の東京株式市場は買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比65円高の1万7242円と続伸。

 前日の米国株市場ではNYダウが371ドル高と急騰、ナスダック指数も100ポイントを超える大幅上昇。米大統領選で共和党候補のドナルド・トランプ氏が勝利する可能性にかけた売り方のショートカバーが加速するかたちで一気にリスクオフの巻き戻しが加速した。東京市場では日経平均が前日に271円高の急伸をみせていたこともあり上値は重くなっているが、引き続き買いが優勢だ。日本時間9日に米大統領選の投開票を控えており、クリントン氏有利との見方は強いものの、この結果を見極めたいとの思惑もあってここからの上値を積極的に買い進む動きは限られそうだ。外国為替市場では1ドル=104円台半ばまで円安が進行しており、輸出株には有利に働く。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、24業種前後が高く、値上がり上位にゴム製品、精密機器、輸送用機器、海運、非鉄など。値下がりでは鉱業、機械、建設など。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均