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【市況】8日の株式相場見通し=米大統領選目前にして買い手控え

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 8日の東京株式市場は、米大統領選の投開票を目前にして売り買いともに手控え姿勢が強まりそうだ。日経平均株価は、きのう大幅反発した反動もあり軟調推移が予想される。8日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=104円50銭台での推移となっている。

 7日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比371.32ドル高の1万8259.60ドルと8日ぶりに急反発し、10月10日以来約1カ月ぶりの高値水準となった。FBI(米連邦捜査局)が、私用メール問題で再捜査していた民主党のクリントン大統領候補の訴追を求めない方針を示したことで、クリントン氏が勝利する可能性が高まったとの受けとめが広がり、大統領選を巡る不透明感が後退したことで買いが優勢となった。ナスダック総合株価指数は、前週末比119.803ポイント高の5166.173と10日ぶりに大幅反発した。

 日程面では、9月の景気動向指数に注目。海外では、米大統領選投開票、石油輸出国機構(OPEC)世界石油見通し、EU財務相理事会、中国10月の貿易統計が焦点となる。(冨田康夫)

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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