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【市況】個別銘柄戦略:セクターの見直しでは不動産、任天堂は利食い優勢か

ファナック <日足> 「株探」多機能チャートより

シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行の展開になりそうだ。前日の大幅続伸に対する利益確定の売りも出やすいだろが、これまでのレンジを上放れたことからトレンドが出やすい状況が続きやすい。週足の一目均衡表では雲の中での推移となり、強弱感が対立しやすい面があるが、明確にレンジを上放れたことから、押し目買い意欲は強いだろう。指数インパクトの大きいファナック<6954>は19000円処のもち合いを上放れてきており、1月高値が射程に入ってきており、日経平均をけん引する可能性。任天堂<7974>は新型ゲーム公開され、第一印象は利益確定に向かいやすいところ。セクターの出遅れ感では不動産セクターへの見直しが意識されやすい。決算材料では安川電<6506>が注目される。

《WA》

 提供:フィスコ

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