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【市況】押し目買い意欲は強い/日経225・本日の想定レンジ

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

[本日の想定レンジ]
 17日のNY市場は下落。主要企業の決算内容が好感された一方、10月ニューヨーク連銀製造業景況指数や9月鉱工業生産が予想を下振れたことが嫌気されるなか、小動きとなった。その後、著名投資家のテッパー氏やアイカーン氏などが相次いで株式市場に弱気の発言を行ったことで、引けにかけて下げ幅を拡大。ダウ平均は51.98ドル安の18086.40、ナスダックは14.34ポイント安の5199.82。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円安の16850円。

シカゴ先物にサヤ寄せする格好から利食い先行の展開になりそうだ。円相場は1ドル103円80銭辺りと、前日の水準からやや円高に振れて推移。原油相場が続落で節目の50ドルを下回っていることも利食いに向かわせやすいだろう。ただ、25日線を上回っての推移のなか、底堅さが意識されやすいだろう。ボリンジャーバンドでは+1σと中心値(25日)とのレンジ内での推移。一目均衡表では転換線レベルでの攻防、雲上限を上回っての推移が継続。週半ばには遅行スパンが上方シグナルを発生させてくる確率が高く、押し目買い意欲は強い。16800-17000円のレンジを想定。

[予想レンジ]

上限 17000円-下限 16800円

《TM》

 提供:フィスコ

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