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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 フライト、東宝、日本M&A (17日大引け後 発表分)

フライト <日足> 「株探」多機能チャートより

 17日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 フライト <3753> [東証2]  ★今期経常を4倍上方修正
 ◆17年3月期の連結経常損益を従来予想の5000万円の黒字→2億円の黒字(前期は1億2800万円の赤字)に4.0倍上方修正し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。モバイル決済サービス「Apple Pay」に対応する決済端末のライセンス販売や開発案件が拡大することが寄与。原価低減による採算改善なども利益上振れに貢献する。

 戸田建設 <1860>   ★上期経常を一転9%増益に上方修正
 ◆17年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の75億円→130億円に73.3%上方修正。従来の37.3%減益予想から一転して8.7%増益見通しとなった。民間建築を中心に手持ち工事が順調に進む中、選別受注による工事採算の改善が利益を大きく押し上げた。

 日本M&Aセンター <2127>   ★上期経常最高益予想を51%上乗せ
 ◆17年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の37億円→55.8億円に50.8%上方修正。増益率が0.8%増→52.0%増に拡大し、従来の6期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。事業承継案件を中心に中小企業のM&A需要が拡大する中、M&A案件の成約数が大きく伸びたことが収益を押し上げた。

 東宝 <9602>   ★今期経常を一転14%増益・最高益に上方修正
 ◆17年2月期の連結経常利益を従来予想の344億円→485億円に41.0%上方修正。従来予想の19.0%減益から一転して14.2%増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。主力の映画事業で夏公開の自社配給作品「シン・ゴジラ」「君の名は。」が大ヒットしたほか、「名探偵コナン」などの定番アニメも好調で、興行収入が想定以上に伸びることが寄与する。

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