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【材料】旭コンクリート工業---コンクリート二次製品の製造販売を展開、環境配慮の新製品・新工法の開発を加速化

旭コン <日足> 「株探」多機能チャートより

旭コンクリート工業<5268>は道路、河川、下水道等に使用されるボックスカルバートなどのコンクリート二次製品の製造販売、製品敷設などの工事、工事用資材などの販売を手掛けている。主力製品であるボックスカルバートの拡販を進めているほか、施工の効率化に寄与するプレキャスト化提案を強化している。また、安全・安心で環境に配慮した新製品・新工法の開発を加速化。売上拡大に向けて販売面の強化とともに、製造原価の低減や経費削減などにより、収益向上に取り組んでいる。

足元の業績では、17年3月期第1四半期(16年4-6月)の売上高が前年同期比3.2%減の26.37億円、営業利益が同54.1%減の1.13億円、経常利益が同44.8%減の1.50億円、四半期純利益が同35.9%減の1.16億円だった。主力のコンクリート関連事業で公共事業関連の遅延等で製品納入先の着工遅れなどが影響した。

2020年の東京オリンピック関連事業が期待され、17年3月期通期については、売上高が前期比1.3%増の123.00億円、営業利益が同4.9%減の6.60億円、経常利益が同3.6%減の6.70億円、当期純利益が同3.6%減の4.30億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

 提供:フィスコ

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