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【特集】ピクスタ Research Memo(9):現状では成長投資に資金を投入

ピクスタ <日足> 「株探」多機能チャートより

■株主還元

ピクスタ<3416>は、株主に対する利益還元は重要な経営課題であると認識しているが、これまでのところは無配となっている。2016年12月期についても、業績の引き続いての順調な拡大を予想するものの、配当については無配の見通しを公表している。

同社は配当開始についての考え方として、将来における安定的かつ継続的な利益還元を行う前提として、事業基盤の整備状況、今後の事業展開、業績や財政状況などを総合的に勘案した上で配当を検討して行きたい、としている。

弊社では、PIXTA事業が順調に拡大していることで同社が配当を行う体力はできつつあるものの、Snapmart事業の事業譲受にみられるように、成長戦略案件も目白押しの状況であると認識している。したがって、当面は配当よりも成長投資に資金を投入することが、株主により寄与するものと考えている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《HN》

 提供:フィスコ

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