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【市況】個別銘柄戦略:ノーベル賞関連銘柄に関心が集中へ

マザーズ指数 <日足> 「株探」多機能チャートより

前日は堅調な動きとなったものの売買代金は低水準、本日も外部環境に大きな変化がない中で、全体相場は膠着感を強める可能性が高い。一方、前日は相対的に伸び悩んだマザーズ指数だが、本日は資金シフトの動きが期待できよう。日本人のノーベル賞受賞を受けて、関連銘柄を中心にテーマ物色の動きが活発化する可能性が高いとみられるため。とりわけ、バイオ関連が物色の中心になっていこう。「オートファジー」関連としては、医学生物、タカラバイオ、コスモバイオなどが挙がるが、幅広くバイオ関連には見直しの動き期待。また、今後のノーベル賞受賞候補として、超伝導、カーボンナノチューブ、酸化チタン、リチウムイオン電池、書籍関連なども注目されており、こちらの関連銘柄なども幅広く関心が向かおう。昨日はしまむらが決算発表、想定以上に底堅い決算となっている印象。引き続き小売セクターには過度な警戒感が後退する展開も見込まれる。一方、不動産セクターには本日投資判断格下げの動きが観測されている。

《KS》

 提供:フィスコ

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