市場ニュース

戻る
 

【特集】【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家株ファイター:再注目したいドローン関連銘柄

キヤノン <日足> 「株探」多機能チャートより

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株ファイター」氏(ブログ「株ファイターの株報道」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

----

※2016年9月22日16時 に執筆

最近、ドローン技術の発展で大手企業がドローンに関して共同開発や投資をしている。
このことから、今まで以上にドローン関連銘柄が株式市場を盛り上げていきそうだぜ。

ドローンについて簡単に説明をしていきたい。
ドローンとは、遠隔操作や自動制御によって飛行できる無人の航空機のことだ。
よくテレビ等で上空からの映像を観ると思うが、これはドローンを使用して上空から撮影している映像がほとんどだ。

近年、技術の進化によって映像を撮ったりするだけでなく、農業や警備、運送業界にもドローンを使った仕事が普及してきているぜ。

ドローンの発展で得られる経済効果だが、インプレス総合研究所によると、国内のドローン市場規模は2020年には2015年に比べ10.9倍の1139億円にまで拡大すると見込まれている。

ちなみに世界を対象とした経済効果は、米調査会社ティール・グループの試算によると、2014年に年間約7600億円規模のドローンの世界市場が、向こう10年間で2倍近い約1.4兆円まで拡大し、その次の10年間で約11兆円に成長する見込みだと報じられているぜ。

この成長市場に国内では盛んに大手企業などが参戦している。
これらの企業を紹介していこう。

<7751>キャノン
国内ドローンメーカーであるプロドローン社へ1億円の出資をしている。狙いは、キャノン製のカメラを搭載し、高画質なデータ取得による解析ソリューションサービスなど展開していくことだ。現在開発中だが完成したら株価が高騰しそうだぜ。

<6758>ソニー
ロボット技術などに強い「ZMP」と共同で「エアロセンス」社を設立した。このエアロセンスは、インフラ設備が遅れている【ザンビア共和国】に、医療関連の配送を行う物流サービスを始めると発表している。これが出来るようになったら日本のドローンは海外でも活躍し、さらに注目を浴びることが考えられるぜ。

<9437>NTTドコモ
新潟市やNTTドコモなどが連携協定を結び、ドローンを活用した農業の実証実験に乗り出している。水田の栽培管理や収穫量の向上につなげることで水稲栽培の効率化の方策を探っていき、高品質米の生産や収穫量の向上、農家の負担減を目指していく。この実験が成功すれば農業界の革命になると思われるぜ。

<9064>ヤマトHD
人手不足が深刻になっていることから、ドローンを使って荷物を運ぶ宅配事業に乗り出すことを検討している。すでに千葉で実験を行っていることから実用化も近いはずだぜ。

<9735>セコム
世界初の民間防犯用ドローン「セコムドローン」のサービスを開始し、警備や監視業務で活躍している。東京オリンピック・パラリンピックの警備や監視業務にも使われる可能性があるため注目しているぜ。

<3444>菊池製作所
千葉大学自律制御システム研究所の野波健蔵特別教授が開発したドローン「ミニサーベイヤー」を菊池製作所が量産することで期待されているぜ。

株ファイターから一言
ドローンの開発が進むにつれて経済が目まぐるしく発展していくこと間違いないぜ。
しっかり情報をキャッチして乗り遅れないよう常にアンテナをビンビン張っておこう。

乗り遅れたくないって思ったなら【株ファイターの株報道】と検索してもらえればアンテナをビンビン張っている株ファイターの情報がいつでも観覧できるぜ。

----

執筆者名:株ファイター
ブログ名:株ファイターの株報道

《NO》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均