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【材料】五洋建が26週線足場に再浮上、港湾整備特需で見直し機運

五洋建 <日足> 「株探」多機能チャートより
 五洋建設<1893>が上昇、7月29日に年初来高値628円をつけてから調整局面にあったが、26週移動平均線との接触を待って買い優勢の展開に。

 建設セクターは安倍政権が8月に打ち出した事業規模28兆円に及ぶ新経済対策において、インフラ整備分野で財政投入に伴う恩恵を受けやすい。特に同社をはじめとする浚渫株は、大型クルーズ船の受け入れ能力拡大など、インバウンド需要の入り口である港湾整備の推進でビジネスチャンスが膨らんでいる。また、これ以外にもコンテナ船やバラ積み船の大型化に対応した岸壁や航路の増深工事が戦略港湾政策として推進される方向にあり、海洋土木最大手の同社には収益機会の拡大が見込まれている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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