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2016年09月13日17時13分

【市況】<マ-ケット日報> 2016年9月13日

 13日の市場は日経平均が反発。終値は前日比56円高の1万6729円だった。前日の米株反発を受けて安心感が広がり買い戻す動きが強まった。半面、円相場がやや高めに推移したことで上値は限定的となり、昨日割り込んだ25日移動平均線(1万6757円)上を回復して引けるには至らなかった。東証1部の出来高は14億株と今月最低。反発局面での買い手の乏しさは相変わらずである。

 昨日の米国市場は利上げ観測の後退からダウ平均が4日ぶりに大幅反発。上げ幅239ドルは2カ月ぶりの大きさとなった。FRBの理事が利上げに慎重な姿勢を示したことで9月利上げの観測が後退。前週末とは打って変わって幅広い銘柄に買い戻しが入った。長期金利も下落しリスクオフの動きはいったん収束。ただ、金融緩和に頼った市場の脆弱性が今回の件で改めて浮き彫りとなった感がある。一方、東京市場も米国同様に反発したものの、日経平均の上昇率はダウ平均のそれの1/4程度。円相場が強含みで推移したため上値は重くなってしまった。メガバンク株などの下げで日経平均は一時マイナス圏に落ちる場面があったが、日銀によるETF買いの思惑ですぐにプラス圏へと回復。実際に日銀が動いた様子は感じられなかったが、心理的には売り込みにくくなっている。チャート上では25日移動平均線を実体で超えられないコマのような小さい陰線を示現しており、通常の解釈ならこの先の一段安を示唆するもの。しかし、日銀の支えがある現状では下値限定の調整相場となるだろう。(ストック・データバンク 編集部)

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