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【市況】NY金先物週間見通し:もみ合いの公算、翌週のFOMC会合控えて様子見も


■NY金先物
安値:1,325.50ドル
高値:1,357.60ドル
終値:1,334.50ドル
前週末比(騰落率):0.59%

■買い先行後に伸び悩み、米金融政策に対する思惑に揺れる

買い先行後に伸び悩む展開となった。前週末の雇用統計を受けて、米国の9月利上げ観測が後退、金市況に資金がシフトする流れとなった。ただ、複数の連銀高官が早期利上げに積極的な発言を行うなど、その後は米金融政策の行方に対して不透明感も強まった。欧州中央銀行総裁の追加緩和策否定発言なども弱材料視。


■もみ合いの公算、翌週のFOMC会合控えて様子見も

想定レンジ:1,310.00~1,370.00ドル

もみ合いの公算。米国の9月利上げ実施の有無に対する関心が強まる中、米連邦公開市場委員会を翌週に控えて、徐々に様子見ムードが広がることになろう。ただ、15日には米経済指標の発表が相次ぐが、余程の上振れが表面化しない限り、週末にかけては安心感が強まる可能性もあろう。

《TN》

 提供:フィスコ

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