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【市況】東京株式(寄り付き)=米雇用統計発表控えやや売り優勢

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 2日の東京株式市場は売り先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比23円安の1万6903円と小幅反落。

 前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数ともに小幅高で引けたが、原油市況の下落や為替の円安一服で、東京市場では上値の重さが意識される場面。1万7000円大台を目前に売り物も厚く、日本時間今晩に予定される米8月の雇用統計発表を見極めたいとの思惑から積極的な買いが入りにくい。米国では8月のISM製造業景況指数が半年ぶりに好不況の分かれ目である50を下回ったことから、足もと9月利上げ観測が弱まっており、ドル円相場への影響も考慮され、輸出株には逆風となりそうだ。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、14業種が高く、値上がり上位にその他金融、保険、小売、石油、食料品など。値下がりでは鉱業、精密機器、非鉄、輸送用機器、不動産など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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