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【市況】東京株式(寄り付き)=円安進行を追い風に大幅な買い優勢で始まる

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 週明け29日の東京株式市場は大きく買い先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前週末比270円高の1万6631円と急反発。

 注目されたイエレンFRB議長のジャクソンホール経済シンポジウムでの講演では時期には言及しなかったものの「利上げ条件が整ってきた」と発言したことで、9月利上げの可能性も意識され、外国為替市場ではドル買い円売りの動きが強まった。前週末の米国株市場ではNYダウは軟調だったが下げ幅は小さく、ナスダック指数はプラス圏で着地するなど利上げに対するネガティブな反応は限られた。足もとは1ドル=102円近辺まで円安が進行し、東京市場では輸出株中心に有利に働いている。

 寄り付き時点で業種別では33業種全面高で、値上がり上位に海運、ゴム製品、鉄鋼、非鉄、保険など。


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2016年08月29日 09時31分

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