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2016年08月24日17時15分

【市況】24日の中国本土市場概況:上海総合0.1%安と反落、元安進行に警戒感

上海総合 <日足> 「株探」多機能チャートより

24日の中国本土市場は小幅ながら値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比3.83ポイント(0.12%)安の3085.88ポイントと反落した。上海A株指数も下落し、4.00ポイント(0.12%)安の3230.51ポイントで引けている。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数は0.43ポイント(0.12%)安の353.51ポイント、深センB株指数は1.02ポイント(0.09%)高の1164.23ポイントで終了した。

人民元安の進行が懸念された。中国人民銀行(中央銀行)は人民元の対米ドル基準値を2日続けて元高方向に設定したにもかかわらず、上海の外為市場では元安に動いている。元安を背景に、国内資金が流出するとの不安がくすぶった。足元の売買代金縮小も逆風。23日の商いは上海A株市場で1790億人民元にとどまり、約2週ぶりに2000億人民元を割り込んだ。24日はさらに縮小し、概算で1680億人民元に細っている。「国有企業改革」や「供給サイド改革」の進展など政策期待を追い風に買われる場面があったものの、引けにかけて売りに押された。

業種別では、不動産株がさえない。大手の緑地控股(600606/SH)が2.2%安と続落した。空運株も売られる。中国春秋航空(601021/SH)が1.9%安で引けた。外貨建て債務の負担増が警戒されている。証券株や保険株も安い。エネルギー関連株や素材関連株、鉄道インフラ関連株なども下げた。

半面、映画などの娯楽関連株は軒並み急騰。中国電影(600977/SH)などが値幅制限いっぱいまで上昇した。大連万達集団の王健林・董事長がインタビューに答え、年内に米国の映画関連会社2社を買収すると言明したことが刺激材料となっている。医薬品株も上げが目立つ。上海復星医薬集団(600196/SH)が増益決算を材料に5.1%上昇した。同業他社株にも買いが広がっている。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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