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【通貨】外為サマリー:1ドル100円前半へ大幅な円高進行、薄商いのなかドル売り優勢に

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 16日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=100円26銭前後と前日午後5時時点に比べ80銭前後の大幅なドル安・円高。ユーロは1ユーロ=112円44銭前後と同40銭強のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は朝方から上値の重い展開だったが、午前9時過ぎに101円台を割り込んだ。特に、午前11時過ぎからドル売り・円買いが活発化。午後0時過ぎに100円40銭台まで円高が進み、午後2時過ぎに100円20銭台までドル安・円高が進行した。

 夏休みを取っている市場参加者は多く、薄商い状態だが、ビットとオファーのスプレッドが開くなか投機的売買も加わり一気に円高が進行した格好だ。Brexit(英国のEU離脱)によるリスクオフで100円割れへ円高が進んだ7月初旬以来となる100円ラインの攻防状態となっている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1215ドル前後と前日に比べ 0.0040ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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