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【市況】11時時点の日経平均は小幅続伸、東芝やVテクが大きく上昇

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は16925.36円(前週末比5.44円高)で推移している。12日の米国市場では、7月小売売上高など市場予想を下回る経済指標が相次ぎ、NYダウは37ドル安となった。為替相場も朝方に1ドル=101円台前半まで円高へと振れており、日経平均はこうした流れを受けて53円安からスタートした。寄り付き前に発表された4-6月期国内総生産(GDP)は予想を下回ったものの市場の反応は限定的で、寄り付き後はじりじりと下げ幅を縮め一時プラスへと切り返している。

個別では、ソフトバンクグ<9984>が5%前後の上昇となり指数を押し上げている。任天堂<7974>、三井住友<8316>、みずほ<8411>は小幅高。前週末の取引時間中に決算発表した東芝<6502>が7%超、第1四半期が大幅増収増益だったVテク<7717>が6%超の上昇となっている。キリンHD<2503>やLINE<3938>の上昇も目立つ。また、オプティム<3694>、日工営<1954>、浜ゴム<5101>などが東証1部上昇率上位となっている。一方、トヨタ自<7203>や三菱UFJ<8306>が小安く、ファミリーM<8028>、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>も軟調。北越紀州<3865>やシチズンHD<7762>は前週末に発表した決算を受けて大きく下げている。また、DLE<3686>、ヨロズ<7294>、アドバネクス<5998>などが東証1部下落率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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