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【市況】日経平均は53円安でスタート、4-6月GDPの市場コンセンサスを下回ったことも利食いに向かわせる/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 16866.89 (-53.03)
TOPIX  : 1319.07 (-4.15)

[寄り付き概況]

 日経平均は反落で始まった。12日の米国市場は、7月の小売売上高など予想を下回る経済指標の発表が相次いでおり、NYダウは小幅に反落だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円安の16810円となり、これにさや寄せする格好から売りが先行。また、4-6月GDPは年率0.2%増と市場コンセンサスの0.7%増を下回ったことも利食いに向かわせているようだ。もっとも、為替市場では1ドル101円30銭辺りと横ばいで推移しており、GDPには反応薄。

 セクターでは食料品、ゴム製品、銀行、鉱業がしっかり。一方で、パルプ紙、鉄鋼、精密機器、海運、非鉄金属、医薬品、倉庫運輸が冴えない。売買代金上位では、任天堂<7974>、ソフトバンクグ<9984>、Vテク<7717>、東芝<6502>、LINE<3938>、JT<2914>が堅調。
《WA》

 提供:フィスコ

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