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【市況】NY金先物週間見通し:もみ合いを予想、FOMC議事録は追い風となる公算も


■NY金先物
安値:1,335.30ドル
高値:1,363.60ドル
終値:1,343.20ドル
前週末比(騰落率):-0.09%

■もみ合い、手掛かり材料なく方向感乏しい展開に

もみ合い。手掛かり材料に欠け、方向感の乏しい展開となった。週末には、米国の経済指標が揃って下振れる内容となったものの、戻りは鈍かった。なお、産金業界団体ワールド・ゴールド・カウンシルによれば、インドと中国で買いが手控えられているようだ。


■もみ合いを予想、FOMC議事録は追い風となる公算も

想定レンジ:1,320.00~1,370.00ドル

もみ合いを予想する。金市況は依然として高値圏にあり、さらなる上値追いには、インパクトの強い材料が必要となる。連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公開予定で、ハト派的な内容になると見られるため、追い風となる公算はあるものの、年内利上げ観測が消滅するものではなく、影響は限られよう。

《TN》

 提供:フィスコ

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