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【材料】全国保証---1Qは大幅増収増益、合計7機関と新たに提携し基盤を更に拡大

全国保証 <日足> 「株探」多機能チャートより

全国保証<7164>が8月5日に発表した17年3月期第1四半期(16年4月-16年6月)業績は、営業収益が前年同四半期比14.2%増の68.47億円、営業利益が46.03億円(前年同四半期は39.09億円)、経常利益が49.47億円(前年同四半期は41.51億円)、四半期純利益が30.02億円(前年同四半期は27.35億円)となった。

第1四半期では、外部保証の利用ニーズがある金融機関に対して積極的営業活動を展開、銀行2行、JA5組合の合計7機関と新たに提携。提携金融機関の合計は733、業種別のシェアでは信用金庫95.1%、信用組合92.7%、JA40.7%、銀行(地銀、第二地銀、三菱東京UFJ、三井住友信託、りそな、埼玉りそな、イオン銀行の合計)77.3%と基盤を更に拡大している。加えて保証債務残高が堅調に推移し、与信関連費用が概ね計画通りに着地したことで、営業収益、営業利益は前年と比較して大幅増収増益となった。また第1四半期はマイナス金利政策による住宅ローン金利の低下を受け、新設住宅着工戸数が改善傾向であったことも好業績の支援材料に。

なお17年3月期通期については、営業収益が前期比5.8%増の337.80億円、営業利益が同比3.5%減の242.40億円、経常利益が同比4.4%減の251.40億円、当期純利益は同比0.5%増の172.90億円とする期初計画を据え置いている。

《TN》

 提供:フィスコ

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