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【特集】利益成長“青天井”銘柄リスト【第2弾】 17社選出 <成長株特集>

イーガーディ <日足> 「株探」多機能チャートより
 本特集では、7月31日に配信した「利益成長“青天井”銘柄リスト」の第2弾をお届けします。【第1弾】後に発表された決算の中で、16年4-6月期に過去最高益を更新し、かつ今期も最高益を見込む、いわゆる利益が“青天井”状況になっている銘柄を探ってみた(8月5日現在)。

 8月1日から5日の期間に発表された決算で、本決算月にかかわらず、16年4-6月期(3ヵ月決算)に経常利益が全四半期ベースで過去最高益を更新した銘柄をピックアップ。さらに、会社側が今期(通期計画)も過去最高益見通しを示している17社を選び出し、4-6月期の過去最高益の上振れ率が大きい順に記した。

 上振れ率トップのカンダホールディングス <9059> [東証2]は既存顧客の物流センター業務の物量増加で、4-6月期(第1四半期)の経常利益は四半期ベースの過去最高益を28.7%も上回る5.9億円に拡大して着地。2位のイー・ガーディアン <6050> [東証M]はゲームサポート業務の受注好調で、2四半期ぶりに過去最高益を更新した。3位の扶桑化学 <4368> は円高による仕入れ価格の低下やコスト削減が奏功し、採算が急改善した。4位の小野薬品工業 <4528> は肺がん治療薬として追加承認を受けたがん免疫薬「オプシーボ」の販売が大きく伸びた。

 なお、決算発表の集中期間(8月12日まで)は、その日に発表された決算で「増収増益」を達成した銘柄を取り上げた「逆風の4-6月期に【増収増益】銘柄リスト」を毎日配信しています。こちらも併せてご覧いただき、銘柄選びにご活用ください。

●「逆風の4-6月期に【増収増益】銘柄リスト」シリーズ ─────
 「8月5日版 49社選定」「8月4日版 38社選定」「8月3日版 21社選定
 「8月2日版 14社選定」「8月1日版 18社選定」「7月29日版 54社選定
 「7月28日版 41社選定」「7月27日版 15社選定

              ┌─ 四半期 経常利益 ─┐ ┌── 通期 経常利益 ──┐
コード 銘柄名    市場 上振れ率 4-6月期 過去最高 上振れ率 今期予想 過去最高
<9059> カンダ    東2   28.7   597   464    8.3   1600   1478
<6050> イーガーディ 東M   27.3   191   150   42.9   500   350
<4368> 扶桑化学   東1   21.7  2365   1943    1.4   7400   7299
<4528> 小野薬    東1   20.8  18245  15102   21.1  75000  61955
<6062> チャームケア JQ   17.2   157   134   51.5   700   462
<4998> フマキラ   東2   17.2  1987   1696    2.4   2020   1973
<2915> ケンコーマヨ 東1   14.0  1163   1020    2.2   3500   3426
<7864> フジシール  東1   9.3  3657   3345    4.4  10500  10054
<2266> 六甲バタ   東1   6.9  1296   1212   16.9   4730   4047
<9449> GMO    東1   6.9  4797   4488   11.1  16500  14857

<2212> 山パン    東1   6.2  10617   9997    4.5  35000  33508
<4968> 荒川化    東1   5.6  1361   1289    5.2   4050   3851
<2475> WDB    東1   5.5   800   758    3.3   2827   2737
<6670> MCJ    東2   4.9  2111   2012    4.0   5424   5217
<8418> 山口FG   東1   1.8  15099  14831    0.3  50000  49842
<4342> セコム上信越 東2   0.2  1205   1202    4.9   4857   4628
<4768> 大塚商会   東1   0.1  14208  14195    5.9  40500  38240

※小野薬品工業の四半期ベース過去最高益は国際会計基準を採用した2013年4-6月期以降を対象とした。
※2015年4月以降に上場した企業と今期見通しを開示していない企業は除いた。四半期の過去最高益は原則、四半期決算の開示が本格化した2003年4-6月期以降の業績に基づいたものです。

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