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【市況】NY株式:ダウは27ドル安、雇用統計を控えて様子見ムード

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

1日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は27.73ドル安の18404.51、ナスダックは22.06ポイント高の5184.20で取引を終了した。予想を下振れた7月ISM製造業景況指数や原油安が相場の重しとなり、寄付き後から揉み合う展開となった。株価動意材料に乏しく、利益確定の売りも広がるなか、5日に予定される雇用統計の結果を見極めたいとの思惑から下値は限られた。セクター別では、テクノロジー・ハード・機器や医薬品・バイオテクノロジーが上昇する一方でエネルギーや電気通信サービスが下落した。

電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)は太陽光発電のソーラーシティ(SCTY)の買収で合意したものの、ともに下落。原油相場の下落を受けてエクソン・モービル(XOM)やシェブロン(CVX)などエネルギー関連企業が軟調推移。一方で、ハンドメイド商品マーケットのエッツィー(ETSY)はシティグループによる投資推奨を受け、大幅上昇。携帯端末のアップル(AAPL)は10億ドルを出資する中国の配車サービスの滴滴出行が同業ウーバーの中国事業を買収したことが報じられ、堅調推移となった。

ゴールドマンサックスは高値圏で推移しているにもかかわらず、利益成長が鈍化していることを理由に向こう3ヶ月における米国株への投資判断を引き下げた。


Horiko Capital Management LLC

《NO》

 提供:フィスコ

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