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2016年07月29日16時49分

【市況】リオ五輪開幕で市場への関心薄れるか【クロージング】

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

29日の日経平均は反発。92.43円高の16569.27円(出来高概算31億8000万株)で取引を終えている。日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとする神経質な状況のなか、為替相場の円高の流れを受けて売りが先行した。その後は前日終値を挟んでの推移が続いたが、日銀会合の結果を控えるなか大阪225先物や為替市場が乱高下をみせており、午後の日経平均は、僅か5分程度で500円を超える変動をみせた。

日銀会合の結果は追加緩和策を決定したが、ETF買い入れ増額以外は現状維持だったこともあり、発表後も荒い値動きをみせていた。ただ、大引けにかけては買い戻しと見られる売買のほか、メガバンクなど金融株の上昇が安心感につながっていた。

来週は8月2日に政府の経済対策が発表されるほか、3日に内閣改造が行われる。政策期待が高まる展開が意識されそうである。ただ、決算発表がピークを迎えていることもあり、決算を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすい。

また、5日には米雇用統計の発表が予定されている。英国のEU離脱の影響が出てくるかが注目されており、予想以上に弱い結果ともなれば、再び利上げ観測が後退する格好となり、為替市場での円高に向かわせよう。業績懸念が高まりやすく、減益決算を織り込んでいるとしても、悪材料出尽くしにもなりづらいところである。また、5日からリオ五輪が開幕するため、市場参加者の関心も離れそうである。

《AK》

 提供:フィスコ

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