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【通貨】外為サマリー:一時1ドル106円50銭台に急伸後、反落 50年債発行報道で乱高下

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
27日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=105円48銭前後と前日午後5時時点に比べ1円30銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=115円96銭前後と同1円30銭強ユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は午後0時前後から急伸。米ウォールストリート・ジャーナルは「日本政府は50年国債の発行を検討している」と報じた。これを受け、ドル買い・円売りが膨らみ一時106円54銭まで円安が進行した。ただ、財務省理財局は「検討の事実はない」と否定したとの報道が流れると、一気に売りが優勢となり105円10銭前後まで値を下げた。その後、105円台後半に値を戻す荒い値動きとなっている。28~29日の日銀金融政策決定会合に向け様々な憶測が膨らんでおり、相場は上下に振れやすい状況にある。

ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0995ドル前後と前日に比べ 0.0010ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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