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【市況】米国株見通し:こう着感の強い相場展開も

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

S&P500先物 2161.25(+3.25) (19:25現在)
ナスダック100先物 4646.75(+8.00) (19:25現在)

グローベックスは小動き
欧州は全般売り優勢の展開
金融や資源株の動向

19:25時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小動きに推移している。

21日の米株式市場は下落。欧州中央銀行(ECB)理事会で政策金利が据え置かれ、ドラギ総裁が9月の追加緩和について否定しなかったことを受けて、朝方は小動きとなった。その後、原油相場が下落し、株式相場も下げ幅を拡大する展開となった。ダウ平均は77.80ドル安の18517.23、ナスダックは16.03ポイント安の5073.90。

グローベックスの米株先物はNYダウで20ドル高程度を織り込んで推移している。一方で欧州は全般小安く推移しており、ロンドンでは金融のほか、原油安を嫌気した資源関連株が冴えない値動きとなっている。翌週には主要企業の決算が本格化するほか、夏季休暇シーズンで参加者も限られているなか、こう着感の強い相場展開になりそうである。なお、経済指標では、米国の製造業PMI速報値(7月)の発表が予定されている。

《KK》

 提供:フィスコ

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