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【経済】中国:遼寧など東北地区も豪雨に、南方は酷暑・上海で40度


北京市など華北エリアに大雨をもたらした前線が東北エリアへと移動するなか、遼寧省や吉林省南部が豪雨に見舞われている。一方で、江南エリアや華南エリアでは21日、広い範囲で気温が上昇。最高気温が37~40度に達する地域も見られ、上海市では39.1度を記録した。中央気象台は豪雨と高温の警報を発令している。長江網が22日伝えた。
遼寧省では20~21日午前にかけ、多くの地域が大雨に見舞われた。西部の葫蘆島、朝陽、錦州の各市では、非常に激しい雨が降っている。うち葫蘆島市では、住民5万人が避難。主要観光地が閉鎖され、学校も休校した。7月21日午前10時の段階で、同市の雨量は過去最高の219ミリを記録した。
民政部によると、18日からの豪雨により、華北、西北の両エリアでは21日午前9時の時点で計46人が死亡、77人が行方不明になっている。住民23万4000人が避難し、直接的な経済被害は63億人民元(約998億円)に上った。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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