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【市況】強弱感対立もシグナルは好転/日経225・本日の想定レンジ

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

[本日の想定レンジ]
 18日のNY市場は上昇。原油相場の下落が嫌気されて売りが先行。その後は堅調な7月NAHB住宅市場指数が好感されて上昇に転じているが、新たな株価動意材料に乏しく、上値の重い展開となった。ダウ平均は16.50ドル高の18533.05、ナスダックは26.20ポイント高の5055.78。シカゴ日経225先物清算値は大阪比50円高の16610円。
 シカゴ先物にさや寄せする格好から、買い先行で始まろう。ただし、16600-16800円は価格帯別出来高で商いの膨れている水準である。いったん上値を抑えられやすいところである。また、ボリンジャーバンドでは切り上がりを見せてきているものの、+2σ水準であり、強弱感が対立しやすい。
 一方で、一目均衡表では雲のねじれが起きるタイミングとなり、この雲を上放れてくることになりそうだ。遅行スパンは実線が切り下がる局面であるため、自然体で雲を上放れてくるため上方シグナルを発生させてくる。シグナルが好転することから、押し目買い意欲は強まりやすいだろう。16500-16650円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 16650円-下限 16500円

《TM》

 提供:フィスコ

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