【注目】明日注目すべき【好決算】銘柄 Vコマース、東宝、タマホーム (15日大引け後 発表分)
Vコマース <日足> 「株探」多機能チャートより
◆16年12月期上期(1-6月)の連結経常利益を従来予想の3.6億円→4.9億円に36.1%上方修正。減益率が58.8%減→43.9%減に縮小する見通しとなった。主力のアフィリエイトマーケティングサービス事業で旅行分野や人材分野の広告出稿が想定より伸びたことが寄与。販管費の抑制に加え、持分法投資利益の発生なども利益を押し上げた。
タマホーム <1419> ★今期経常は2.4倍増益、5円増配へ
◆16年5月期の連結経常利益は前の期比49.6%減の10.1億円に落ち込んだものの、続く17年5月期は前期比2.4倍の24億円に急拡大する見通しとなった。今期は住宅ローン金利の低下を追い風に、注文住宅の販売が伸び、14.8%の大幅増収を見込む。
業績回復に伴い、今期の年間配当は前期比5円増の15円に増配する方針とした。配当利回りは3.38%に上昇。
東宝 <9602> ★3-5月期(1Q)経常は9%増益で着地
◆17年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比8.8%増の128億円に伸びて着地。主力の映画事業で自社配給のアニメ作品の興行収入が好調に推移する中、昨年4月に開業した「新宿東宝ビル」の賃貸収入や道路事業の収益拡大が増益に貢献した。
上期計画の173億円に対する進捗率は74.3%に達しており、業績上振れが期待される。
株探ニュース