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【通貨】東京為替:ドル・円は106円25銭付近、中国の経済指標上振れで106円台に上昇

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

15日午前の東京外為市場ではドル・円は106円25銭付近。中国の国内総生産(GDP)など経済指標の堅調な内容が好感され、106円台を回復した。ドル・円は、フランスのニースで14日夜(日本時間15日5時ごろ)、トラックが群衆に突っ込むテロ事件が嫌気され、朝方の取引で105円05銭まで下げた。その後は日本株の上昇などを背景に切り返した。

また、11時に発表された中国の経済指標のうち、4-6月期GDPは前年比+6.7%と、予想の+6.6%を上回った。他の指標も堅調となったことが好感されドル買いが入り、106円を上抜けた。ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いが続いているため、ドルは午後も106円台を維持する可能性はあろう。ただ、東京市場は3連休を控え、利益確定売りも出やすい見通し。

ここまで、ドル・円は105円05銭から106円32銭、ユーロ・ドルは1.1105ドルから1.1140ドル、ユーロ・円は116円68銭から118円40銭で推移。


【要人発言】

・オランド仏大統領
「ニースでの事件は明らかなテロ行為」
・麻生財務相
「G20では英国からEU離脱の説明があるだろう」

《XH》

 提供:フィスコ

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