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2016年07月14日05時00分

【注目】前日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―

ヘリオス <日足> 「株探」多機能チャートより

■ヘリオス <4593>  2,347円 (+321円、+15.8%)

 ヘリオス <4593> [東証M]が急伸。SMBC日興証券が新規にカバレッジを開始しており、買い手掛かり材料視された。リポートでは、投資評価「1」(アウトパフォーム)、目標株価4000円で新規カバレッジを開始。投資評価「1」の理由は、株価の上値余地がセクター内でも極めて大きいことに加え、急性脳梗塞治療薬MultiStemの成功確度が高い点、iPS細胞を用いた加齢黄斑変性症治療薬は、ファーストインクラスが狙える点、再生医療等製品に関する条件・期限付き承認制度を利用した早期上市が可能な点、であると解説。目標株価4000円は、12日終値2026円と比べ97.4%高い水準にあり、株価上昇を後押しした。

■ローツェ <6323>  1,945円 (+252円、+14.9%)

 ローツェ <6323> [東証2]が連日で年初来高値を更新。いちよし経済研究所では、17年2月期第1四半期決算は受注、決算共にポジティブな内容だったと指摘。有機EL関連の受注が本格化、一過性要因に留まらないと判断して、注力製品N2パージストッカの用途拡大も進む可能性が高いと解説。17年2月期営業利益予想を32億円から41億円(会社計画は28億3500万円)に引き上げている。

■ライフコーポレーション <8194>  3,030円 (+343円、+12.8%) 一時ストップ高

 東証1部の上昇率4位。12日、食品スーパー大手のライフコーポレーション <8194> が決算を発表。17年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益が前年同期非連結比14.3%増の39.7億円に伸びて着地したことが買い材料視された。4店舗の新規出店や既存店舗の改装が寄与したことに加え、低価格商品の強化などで客数が伸び、4.9%の増収を達成した。経費削減に取り組んだことも利益拡大に貢献した。上期計画の54億円に対する進捗率は73.6%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■ヤマハ発動機 <7272>  1,685円 (+150円、+9.8%)

 東証1部の上昇率6位。12日、日本経済新聞社がヤマハ発動機 <7272> を8月1日付で日経平均株価の構成銘柄に新規採用すると発表したことが買い材料。シャープ <6753> が東証2部に指定替えとなるため入れ替えを実施する。日経平均連動ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、裁定取引に伴う需要発生に期待する買いが向かった。

■サイゼリヤ <7581>  2,097円 (+143円、+7.3%)

 12日、サイゼリヤ <7581> が発行済み株式数(自社株を除く)の0.99%にあたる50万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は7月15日から8月31日まで。同時に発表した9-5月期(3Q累計)経常が14%増益で着地したことも支援材料。

■日医工 <4541>  2,106円 (+132円、+6.7%)

 日医工 <4541> が大幅反発。13日朝方、ヨウ化カリウム内服ゼリー「日医工」の製造販売承認を3月に取得したと発表しており、これを好材料視した買いが入った。同剤は、同社が従来から製造販売しているヨウ化カリウム丸「日医工」およびヨウ化カリウム「日医工」と異なり、放射性ヨウ素による甲状腺の内部被ばくの予防・低減のみを効能・効果としており、薬価基準対象外となっている。なお、今期生産分は国や自治体の備蓄用として優先的に提供される予定という。

■マニー <7730>  2,068円 (+111円、+5.7%)

 マニー <7730> が急伸。いちよし経済研究所が12日付のリポートで、レーティング「B」を据え置き、フェアバリューを1800円から2000円へ引き上げたことが好感された。同研究所では、中国の流通網整備とコスト削減の進展などで予想以上に利益回復が早まっていることを評価。16年8月期営業利益は、会社計画41億400万円を上回る44億円を見込んでおり、会社予想から一転して増益に転じると見ている。

■夢真ホールディングス <2362>  761円 (+36円、+5.0%)

 夢真ホールディングス <2362> が4日続伸、年初来高値を更新した。同社は12日、資本業務提携先のダズル(東京都渋谷区)が、VRプロダクト向け分析サービス「アクセシブル(AccessiVR)」のティザーサイトを公開したと発表した。アクセシブルは、VRプロダクトの分析と運営サポートサービスを提供する、デベロッパー企業向けのミドルウエアで、正式版のローンチは17年初旬を予定している。VR事業において戦略的事業提携契約を締結しているダズルは、スマートフォンネイティブゲーム・アプリの開発・運用を主軸として事業展開しており、今後は、VRプロダクトの受託開発事業も積極的に展開していく方針。

■コーナン商事 <7516>  2,083円 (+94円、+4.7%)

 12日、コーナン商事 <7516> が決算を発表。17年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)が前年同期比29.8%増の53.5億円に伸びて着地したことが買い材料。木材・塗料やペット用品の販売が伸び、既存店売上高が前年同期を上回って推移する中、在庫管理の徹底や販管費の抑制などが大幅増益に貢献した。上期計画の78億円に対する進捗率は68.6%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■大同特殊鋼 <5471>  400円 (+18円、+4.7%)

 大同特殊鋼 <5471> が3日続伸、ホンダ <7267> も4日続伸と共に買い進まれた。両社は13日、ハイブリッド車用駆動モーターに適用可能な高耐熱性と高磁力を兼ね備えた、重希土類完全フリー(不使用)熱間加工ネオジム磁石を世界で初めて実用化し、ホンダが今秋発表予定の新型「フリード」に採用することを発表した。今回、大同特殊鋼が熱間加工法の技術をさらに進化させるとともに、ホンダが駆動モーター開発の経験を生かし、磁石形状を見直すなど、共同で開発を推進。この技術の採用により、ネオジム磁石の適用拡大に際し、課題であった重希土類元素の制約から脱却し、その資源リスクを回避、調達ルートの多様化も図ることが可能になる。

■住友金属鉱山 <5713>  1,154.5円 (+44円、+4.0%)

 住友金属鉱山 <5713> や大平洋金属 <5541> が高い。足もとでのニッケル価格の上昇が好感された。ロンドン金属取引所(LME)で12日、ニッケル3カ月物は前日比410ドル高の1トン当たり1万430ドルに上昇し、昨年10月末以来、8カ月ぶりの水準に値を上げている。フィリピンで6月末に就任したドゥテルテ新大統領が環境悪化を受け2鉱山の生産停止を命じたとされていることもあり、ニッケルには供給不足の観測も出ている。


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