【材料】マーベラス、ポケモンGO関連の出遅れ銘柄として注目=向後はるみ
任天堂 <日足> 「株探」多機能チャートより
足元では、ポケモンGOの爆発的大ヒットにより、任天堂<7974>をはじめ、ポケモンEXPOを展開するサノヤスHD<7022>、位置情報ゲームを手掛けるモバイルファクトリー<3912>、任天堂株を4.2%保有する京都銀行<8369>、子会社がアニメ「ポケモン」を制作しているイマジカロボット<6879>などが値を飛ばしています。
他にも、アキレス<5142>や第一屋製パン<2215>、タカラトミー<7867>にも物色が波及する中、キッズアミューズメントマシン「ポケモンガオーレ」などを展開するマーベラス<7844>は出遅れの様相を呈しています。
「ポケモンガオーレ」は、超大型 50 インチ縦型モニターで、キッズアミューズメント初である「成型物オンデマンド配出システム」を導入しています。プレイ結果を保存できる IC カード「ガオーレパス」をはじめ、集めたディスクを整理する「ガオーレファイル」や 「ガオーレケース」などの関連商品も発売するとの事です。
海外展開にも積極的で、2012年7月よりタカラトミーアーツとの共同事業で大ヒットしたキッズアミューズメントマシン「ポケモントレッタ」事業を、東南アジア地域各国で推進していく方針。
17年3月期通期連結業績は、売上高は340億円(前期比、6.9%増)、営業利益は60億円(同、10.7%増)、経常利益は58.5億円(同、11.9%)、当期純利益は41.5億円(同、15.2%増)と6期連続で過去最高益を更新する見込みと業績も好調です。ちなみに、一株当たりの年間配当は30円(期末)の予定です。
ところで、ポケモンGOは、INGRESSの開発で知られるNianticと任天堂が開発したモバイルゲームで、位置情報を活用することにより、現実世界そのものを舞台として、ポケモンを捕まえたり、交換したり、バトルしたりするゲームです。
7月6日に米国、オーストラリア、ニュージーランドからソフトローンチされ、たった2日でアンドロイド機種の5.16%にインストールされ、TwitterのDAU(デイリーアクセスユーザー)に迫る勢いとなっています。
日本版は近日公開とのことで、今後の世界的なブームに期待しています。
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フィスコ
向後はるみ
《TM》
提供:フィスコ